中国の巨大IT企業であるレノボは、同社は世界第4位のスマートフォンメーカーとなった一方で、同社のスマートフォンとタブレットを組み合わせた売り上げは、6月30日までの四半期において、初めて同社のPC向けの売り上げを上回ったと述べた。

今週Gartner社が把握した数字によると、この野心的な中国の企業は、2013年第2四半期中にエンドユーザーに対して1070万台のスマートフォンを販売した。これは2012年第2四半期で達成した440万台の倍以上である。レノボは同胞のZTEを追い越し、第3位に位置するLGエレクトロニクスとの差を埋めようとしている。

スマートフォン市場に関する限り、同社の成功の大部分は、レノボがサムスンに次ぐ第2位のプレーヤーとなっている、同社の国内市場から来ている。Gartner社によると、同社の売り上げの95パーセント以上は同国で達成されており、「レノボ社が中国国外で拡大するのは依然として難しいです。なぜなら、同社と通信サービスプロバイダーとの関係だけではなく、同社のダイレクトチャネルも強化しなければなりません」。

レノボの年度第1四半期の結果発表で同社は、「インドネシア、インド、ロシア、ベトナムで良い進展が見られた」と主張した。

同社はまた、タブレットの売り上げは全地域で、前年比で3倍以上に成長したと述べた。同社はこのセグメントにおいて、アップル、サムスン、ASUS、Acerに続き、トップ5ベンダーであると主張している。